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「有機由来100%なのに化成肥料?」


    

肥料の分類

肥料は使用する原料で大きく分類すると、「有機質肥料」「無機質肥料」の2種類になります。
動物質または植物質などの有機物に由来する肥料を「有機質肥料」といいます。
鉱物など無機物に由来する肥料を「無機質肥料」といいます。特に化学合成した肥料は「化学肥料」と呼ぶこともあります。
また、草木灰など動物質・植物質の原料でも燃焼して灰にしたものは無機物になるので「無機質肥料」になります。

  

化成肥料=化学肥料ではない!

「有機質肥料」「無機質肥料(化学肥料)」『由来する原料』の分類による呼び方ですが、
「化成肥料」『製造方法』の分類による呼び方です。

有機質肥料のみ、無機質肥料のみ、あるいはそのいずれも使用し
チッソ(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の2つ以上の成分を含むものを
「複合肥料」と呼びます。



その「複合肥料」を法律では製造方法によって次のように分類しています。



つまり、原料が「有機質原料」でも「無機質(化学)原料」でも、
球の形をした肥料やボーロ、ラムネのような形をした肥料等、
化学的または物理的に手を加えて成形された肥料は全て「化成肥料」に分類されます。
「化成肥料」=「化学肥料」といったイメージを持たれる方が多いと思いますが、
「有機質肥料を使用した化成肥料である有機入り化成肥料(有機化成肥料)」は
当社が得意とする肥料です。