【作り方のポイント】
●玉ねぎは、強い辛味・香味が特徴です。
●玉ねぎに含まれる
サイクロアリインは血液をサラサラにする効果があります。
●糖をエネルギーに変えるビタミンB1の働きを良くする
アリシンを含みます。
ビタミンB1を多く含む食品(豚肉など)と相性が良いです。
●玉ねぎは肥料を多く必要とする野菜ですので、追肥をしっかり与えましょう。
●酸性に弱いので必ず石灰で土壌を中和しましょう。
苗床作り
種まき10~15日前に
完熟堆肥3kg/㎡
苦土石灰100g/㎡ を施します。
苗作り(種から育てる場合)
幅80cm・高さ10cm程度の畝(うね)を作ります。種まきの後は、種が隠れる程度に土をかけて敷きわらか、寒冷紗をかける。
種は深さ5mm程度の溝を掘り、条間5cmでまく。
間引き・土入れ
すじまきの場合、間引きをして苗間約1.5cmにする。
目土は、葉の分かれ目より下で止める。
植付け(土作り)
◆元肥1㎡あたり 約100g
植付け10~15日前に完熟堆肥2kg/㎡・苦土石灰100g/㎡
植付け
(通常栽培の場合)
畝高 15~20cm
畝幅 90~120cm
条間 25cm
株間 10~13cm
(マルチ栽培の場合)
マルチ栽培する場合は、追肥分も元肥として入れておく(140g/㎡)
追肥
◆追肥1㎡あたり 約40g
●2週間ほどで苗が根付いたら、1回目の追肥(40g/㎡)
●1ヶ月後のころ、2回目の追肥(40g/㎡)
●3回目の追肥は、収穫の2ヶ月前に終らせる。
降雪地域では、雪解け後すぐ。
収穫
収穫は地上部が全体の7~8割倒れたら、
晴天の日を見計らって収穫する。
葉付きのまま、風通しの良い涼しい所で保存します。